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Show HN:Mac向けのLinuxライクなパーソナルアシスタント「PAI」

PAIは、Unix/Linux哲学に基づくパーソナルアシスタントAIで、ポーリングを回避し、端末に直接統合されます。カレンダーやメールの管理が可能。

ソースHacker News AI著者: ardatasci

PAIは、Mac向けのパーソナルアシスタントAIで、Unix/Linuxの哲学を基に設計されています。一般的なチャットボットとは異なり、LLMを端末に直接統合し、コマンドライン環境で自然に動作させます。開発者は過去1ヶ月間をPAIの構築に費やし、自身のカレンダー管理、5つ以上のメールアカウントの管理、タイムリーなコミュニケーションを目的としていました。

主な設計要素は以下の通りです:

  • 「コードモード」:LLMがコードやシステム管理に優れていることを活かし、設定を/etc/ディレクトリに配置したり、cd、cat、tailなどのコマンドを直接使用します。
  • ポーリング回避:イベントバスを導入し、イベント発生時にのみLLMを起動することで、トークンの無駄を防ぎます。ただし、スクリプトによるポーリングが避けられない場合もあります。
  • FHS風ディレクトリ構造:~/.pai/home/に複数のエージェント用ユーザーを配置。デフォルトでrootエージェント、ユーザーエージェント、記憶管理を担当する「librarian」があります。各エージェントは異なるイベントを購読し、異なる権限を持ちます。
  • ツールはバイナリ、APIはドライバ:ツールは実行可能ファイルとして実装され、イベントプロデューサーはLinuxドライバのような形状を持ちます。すべてがプロセスとして/proc/に現れ、イベントはファイルとして扱われます。
  • パッケージマネージャ「paiman」:PAIが書いたスクリプトを共有する仕組みですが、セキュリティ上の問題からまだ上流コミットは許可されていません。
  • 検索にgrepを使用:現在はripgrepを使用しており、将来的にはベクター検索も検討しています。
  • ローカルSQLiteデータベースの活用:iMessageやMailのローカルデータベースを直接読み込むことで、複数アカウントへのログインを不要にしています。

注意点として、サンドボックスはなく、フルディスクアクセスが必要です。また、Chromeのクッキーを別のブラウザインスタンスにコピーします。FOSSかつBYOKで、開発者はDeepseekのAPIを月5ドル程度で利用しています。興味があれば、whitematterlabs.aiまたはGitHubリポジトリで試せます。