Show HN: EvoChess – 8つのポーンから始めて軍隊を進化させる
EvoChess は「進化」をテーマにしたチェスのバリアント。王と8つのポーンだけで開始し、昇格権をためてビショップやナイト、ルークへと進化させます。軽量ニューラルネットを使った AI はオフラインのスマホでも動作し、対局中に相手も考える「Fun」モードも搭載。
EvoChess は「進化」をテーマにしたチェスのバリアントです。2016年初頭のある朝、作者が「チェスが昇格を中心に作られたらどうなるだろう?」というアイデアを思いついたことから生まれました。基本的なルールは通常のチェスと似ていますが、最初は8つのポーンと王だけが盤上にあります。ポーンはビショップかナイトに昇格でき、それらの軽い駒はさらにルークに昇格できます。昇格権は蓄積されていきます(ポーンを3手動かすごとにポーン昇格権、軽い駒を3手動かすごとに軽い駒からルークへの昇格権が得られます)。ルークは5手目にナイトかビショップへと戻ります。
最近、作者はプレイ可能なバージョンを公開しました。AI 対戦相手はインターネットのないスマートフォンでも動作し、検索エンジンには軽量ニューラルネットが使われています。最初のエンジンは弱く、友達から不満が出ていました。そこで作者は局面評価のためのニューラルネットの訓練に時間をかけ、検索のバグも修正し、さらに「Fun」モードを設計しました。このモードでは、自分が考えている間に対戦相手の AI も考えます。ただし「Fun」モードはバッテリーをものすごく消耗すると警告されています。
エンジンが強くなった現在、友達は「勝つのが難しい」とこぼしています。作者は「Fun」モードは以前ほど楽しめないのか、AI がわざと負けるようにすべきかを問いかけています。詳細な設計と訓練の話は作者のブログにあり、コードは GitHub で公開されています。