Floatboat DeepSeek Agent – 実際のブラウザを操作できるAI
FloatboatはDeepSeekをデスクトップに直接接続する独立系クライアントです。ローカルファイルの読み書き、実際のブラウザ操作、記憶の永続化、自動化タスクを実現し、チャットだけのAIを「仕事を仕上げるエージェント」に変えます。macOS 13+ / Windows 10+に対応し、APIキーやVPNは不要です。
Floatboat DeepSeek Agent Workstationは、DeepSeek公式ではなくサードパーティーが開発した独立系デスクトップクライアントです。このツールはDeepSeekをチャットウィンドウの中だけに留めず、実際のデスクトップ環境へ引き出します。ローカルフォルダの読み取り、実際のブラウザ操作、ユーザーの好みの記憶、そして自発的なタスク実行が可能になります。対応OSはmacOS 13以降とWindows 10以降で、APIキーもVPNも不要。1ドルで試用できます。
通常のDeepSeekチャットボックスでは、モデルは会話の中で考えるだけで、フォルダを開いたり、リンクをクリックしたり、先週の意思決定を覚えていたりすることはできません。Floatboatはそこに「コンテキスト・ツール・記憶・行動」を追加します。ファイルは1件ずつアップロードする代わりに、ローカル上で直接読み書き・整理でき、ブラウザはエージェント自身が操作します。会話ごとに消えていたコンテキストは、ワークスペースの状態として永続化されます。出力もチャットの回答ではなく、実際に保存された成果物やアクションです。
Floatboatの機能は大きく6つに分けられます。1つ目はAI自動化です。スケジュール実行は新しいチャットスレッド内で起動し、結果に対して追質問や修正、反復ができます。タスクを自動化する価値があるかどうかを判断し、ユーザーに判断を委ねる仕組みもあります。成果物は指定したフォルダに自動保存されます。2つ目はローカルファイル操作です。ファイルをアップロードせず、ディスク上のファイルをそのまま読み書き・編集・整理します。ドラッグ&ドロップでの取り込み、ユニバーサルプレビュー、最大8つのフォルダタブを並べたマルチフォルダワークフローに対応しています。
3つ目はAIブラウザです。リンクを渡すとエージェントが内蔵ブラウザでページを開き、必要な情報を抽出して作業を続けます。Chrome、Edge、Firefoxのログイン状態を引き継げるため、ログイン済みのダッシュボードやペイウォール付きページも同じセッションで閲覧できます。4つ目は永続的なメモリです。プロジェクトごとにルールやファイル、会話が保持され、一度設定した基準は消えません。記憶はAGENTS.md形式のプレーンテキストとしてフォルダ内に保存され、持ち運びや編集が可能です。異なるエージェントスペースは互いに隔離され、仕事とプライベートが混ざりません。
5つ目は再利用可能なワークフローです。うまくいった会話をComboスキルとして凍結し、ワンクリックで繰り返し実行できます。マニュアルがそのまま実行可能なSOPになり、新人の立ち上がりも速くなります。IACTによる次のアクションの提案や、@メンションでの検索など、チャットをコマンドサーフェスとして使えます。6つ目はチーム統合です。設定済みのデスクトップエージェントをLark、Slack、Discord、Telegram、WhatsApp、WeCom(企業微信)、WeChatなどで@メンションして呼び出せます。グループチャットにエージェントを参加させるLinkモードや、オンデマンドで読み込まれるComboにも対応します。
Floatboatのサイトでは、実際のデスクトップで動作する7本のスクリーン録画が公開されています。カレンダー連携でイベント前の資料を自動準備するデモ、共有自動化カレンダーからワークフローを複製するデモ、ファイルマネージャーにAIを統合するデモ、チャットやカレンダーから自動化を組み立てるデモ、内蔵ブラウザでリサーチしてローカルに保存するデモ、Claude・ChatGPT・DeepSeek・Genspark間でタスクを自動引き継ぐデモ、エージェントスペースの状態がそのまま残るデモなどが含まれます。加えて、VCアナリスト、コーポレート開発リード、ソロファウンダー、採用担当、HR、出版社、Obsidianパワーユーザー、インディー開発者、非エンジニアのビルダー、コンテンツマーケターなど、さまざまな実在のユーザー像が紹介されています。
つまりFloatboat DeepSeek Agentは、DeepSeekという「頭脳」に実際の仕事を完遂できる「身体」を与えるデスクトップワークステーションです。ローカルファイル、実ブラウザ、永続記憶、自動実行、チーム連携を一つのワークスペースに統合し、AIの出力を「アドバイス」ではなく「完成した成果物」に変えたい人に向けた製品といえます。