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バージニア州の郡、AIによる電気代高騰で学校に節電を要請

AIデータセンターの電力需要急増により、バージニア州ヘンリコ郡は全職員(学校や社会福祉施設を含む)に節電を要請。来月から24.9%の値上げが迫っている。

ソースHacker News AI著者: vrganj

バージニア州ヘンリコ郡のジョン・ヴィトールカス郡マネージャーは、郡の全職員(学校や社会福祉施設の職員を含む)に対し、使用していない照明やコンピュータの電源を切り、ブラインドで熱の蓄積を抑え、スペースヒーターなどの大電力機器の使用を制限または停止するよう節電を求めるメールを送信した。この要請は、州の主要電力会社が相次いで料金を引き上げている中で行われたもので、その背景にはデータセンター建設の急速な拡大に伴う電力需要の増加がある。

報告によると、ヘンリコ郡内には既に37のデータセンターがあり、さらに建設が進んでいる。バージニア北部には世界で最も多くのデータセンターが集中しており、既存施設は400以上、今後さらに数百が計画されている。この地域はワシントンD.C.に近く、バージニアビーチに複数の海底ケーブルが陸揚げされていることから、データ収集の理想的な場所となり、非公式に「データセンター・アレイ」と呼ばれている。

需要増加の結果、ヘンリコ郡および集団購入組織VEGPAの対象となる他のバージニア州政府機関は、来月から24.9%の料金値上げに直面している。ドミニオン・エナジーは値上げの理由を燃料費、インフラ、メンテナンスコストの上昇としているが、住宅所有者や消費者団体はこれに異議を唱えている。バージニア北部の住民は過去3年間に何度も請求額が増加しており、特に冬季には不満が高まっている。さらに、新たな14.7億ドルのガス貯蔵施設の費用が消費者に転嫁された。

エネルギー政策研究所の研究者は、データセンターの需要がなければ新しいガスプラントは必要なかっただろうと述べている。バージニア・エネルギー消費者連合の代表は、燃料費の上昇分が完全に顧客に転嫁されていると考える。ドミニオンはデータセンターが先行コストをより多く支払っていると主張するが、データセンターの需要に応じて送電網が拡大され、一般市民が高い請求書の一部を負担するというフィードバックループの構図を否定するのは難しい。この問題は、AI技術の急速な発展が地域社会に及ぼす影響を浮き彫りにしている。