Microsoft Teams版AI社員「Viktor」
ViktorはSlackとMicrosoft Teamsで動作する自律型AI社員。3,200以上のツールと連携し、レポート作成、承認、運用タスクなどを自律的に実行。Teams版が本日リリースされ、100ドル分の無料クレジットを提供。
Viktorは、従来のチャットボットとは一線を画す自律型AI社員です。Slackでの提供に続き、本日よりMicrosoft Teamsでも利用可能となり、より多くのビジネスユーザーにAIの力を届けます。
共同創業者のFryd氏によると、チームは「作業を完了するAI」を目指して3年間開発を続け、その結果、Viktorは30,000社以上で利用され、直近10週間で月間経常収益(ARR)1,500万ドルを達成しました。Teams版リリースの理由は、多くの企業が実際に使っているプラットフォームがTeamsであるためです。
Viktorはチャンネル内で@メンションされるだけで、エンドツーエンドでタスクを完了します。例えば、夜間の帳簿締め、支払いの照合と異常値の指摘、応募者のスクリーニングと面接予約、互いに連携しない6つのツールから取締役会向け資料を作成します。3,200以上のインテグレーションに対応し、Microsoft製品に限らず企業の全スタックにわたって動作します。
Viktorの哲学は「完成した仕事を納品する」ことであり、不可逆的な操作の前には確認を求め、ユーザーがミスを犯しそうな時には積極的に阻止します。シート単位の課金はなく、新規ユーザーはクレジットカード不要で100ドル分の無料クレジットを利用できます。
ユーザーレビューでは、テキサス州のマーケティング代理店経営者が「私とViktorの2人で6人チームのように運営している」と述べ、ソーシャルメディア投稿、Google広告管理、SEOブログ作成、提案書作成、メール送信、週次レポートなどをViktorに任せています。また、別のユーザーは「Viktorはコピーペーストが必要なチャットボットではなく、Google AdsやDrive、メール、Canvaなどに直接接続し、スクリプトを実行して成果物を納品する」と評価しています。
一方、改善点としては、初期に能力を探るための試行錯誤が必要なこと、統合ライブラリがまだすべてのニッチツールをカバーしていないこと、複雑なタスクでは応答に数分かかることが挙げられます。ChatGPTやManus、Claude Codeと比較して、ユーザーはViktorの最大の利点は面倒なコピペやフォーマット調整が不要で、最終成果物を直接受け取れる点だとしています。
全体として、Viktorは反復的・創造的な業務を代行し、ユーザーがより価値の高い意思決定に集中できる真のAI同僚です。Teams版により、プロンプトエンジニアリングに馴染みのない従業員でも自然言語で指示できるため、さらに多くのビジネスユーザーに恩恵をもたらすでしょう。