Vibe-coding現象がAIスタートアップSupabaseを105億ドルの評価額に押し上げ
データベーススタートアップSupabaseは、5億ドルの資金調達を発表し、評価額は105億ドルに達しました。同社はAIアプリ開発向けのバックエンドツールを提供し、vibe-codingの流行から恩恵を受けています。
データベーススタートアップのSupabaseは、2026年6月に5億ドルの資金調達を発表し、評価額は105億ドルに達しました。このラウンドはシンガポールの政府系ファンドGICが主導し、Accel、Y Combinator、Craft、Felicis、Coatue、Stripeなどが参加しました。同社は2020年にPaul Copplestone氏とAnt Wilson氏によって創業され、オープンソースのPostgreSQLを基盤に、AIアプリ開発者向けのバックエンドインフラを提供しています。Supabaseの急成長は、vibe-codingと呼ばれる、簡単なテキストプロンプトでアプリを構築するトレンドに支えられています。Copplestone氏によると、AnthropicのClaude CodeやOpenAIのCodexなどのAIプログラミングツールが、同社プラットフォーム上のデータベースの大部分を占めるようになり、特にClaude Codeが2026年に最大の貢献者となっています。現在、Supabaseは25万以上の顧客と350人の従業員を擁し、MongoDBやAmazon Auroraと競合しています。今回の資金調達に加えて、Supabaseは新ツールMultigresのプレビュー版を発表し、顧客がOpenAIの規模にまでデータベースを拡張できるようにすることを目指しています。Copplestone氏は、2014年に投資家に同様のアイデアを提案した際は失敗したものの、2020年に再挑戦して成功したと述べています。AccelのパートナーArun Mathew氏は、Supabaseの成長率を「驚異的」と評し、データベース分野でこれほどのペースで成長した企業はかつてないと語っています。AIインフラへの投資熱が高まる中、Supabaseはその波の最先端に位置しています。