Simon Willison 氏は 2026 年 10 月 6 日、TIL(Today I Learned)を公開し、新しいオブザーバビリティプラットフォームである Parseable と Datasette を組み合わせて OpenTelemetry トレースを扱う方法を紹介した。Parseable は同日、Hacker News の Show HN で見つけたばかりのツールで、OpenTelemetry と互換性があり、オブザーバビリティデータの保存とクエリに特化している。オープンソース版(AGPL ライセンス、Rust 実装、約 180MB の単一バイナリ)と、追加機能を備えたエンタープライズ版、クラウドホスト版が提供されている。
Datasette 1.0a41 で OpenTelemetry サポートが追加された(Alex Garcia 氏の貢献による)ため、Willison 氏は Codex を使って Parseable を実行し、Datasette からトレースを送信する方法を研究することにした。その後、彼は人間が書いた TIL で、うまくいったパターンを示し、Parseable のローカル Web アプリケーション内で Datasette のトレースが表示されているスクリーンショットを添付した。
スクリーンショットは、オブザーバビリティ Web アプリのトレース詳細ビューを示している。左側のナビゲーションバーでは「Traces」が選択されている。トレースパネルのヘッダーは「Trace detail > 6f819a2170bcd1e91c6ea3ae236ec60b」で、サマリーには開始時刻が 2026 年 10 月 6 日 UTC 午後 6:56、持続時間が 40.9 ミリ秒、スパン数が 247 と表示されている。下部にはスパンウォーターフォールがあり、タイムラインは 0ns から 40.9ms で、多くの短いスパンバーが左上から右下へ斜めに並び、いくつかの長いバーも見られる。スパンテーブルには、ルートスパン「GET /...」(サービスは datasette...、40.9ms、折りたたみトグル「123」付き)と、複数の子スパンが表示されている。子スパンには「db.query」と「db.query.execute」が交互に現れ、サービスはすべて datasette-local である。これらの子スパンの持続時間は 55µs から 6.11ms までさまざまで、例えば db.query が 679µs、db.query.execute が 278µs、db.query が 341µs、db.query.execute が 55µs、db.query が 357µs、db.query.execute が 197µs、db.query が 330µs、db.query.execute が 73µs、db.query が 2.26ms、db.query.execute が 2.02ms、db.query が 232µs、db.query.execute が 64µs、db.query が 207µs、db.query.execute が 71µs、db.query が 6.11ms となっている。子スパンのバーはタイムライン上で徐々に後方にずれており、データベースクエリのネストされた呼び出しを示している。
Willison 氏の TIL は、Parseable が Datasette からの OpenTelemetry トレースを受信するための設定手順とパターンを詳しく説明している。記事のタグは datasette、observability、alex-garcia、opentelemetry である。この記事は simonwillison.net に掲載され、彼の TIL サイト til.simonwillison.net にリンクしている。
Parseable は新興のオブザーバビリティプラットフォームであり、オープンソース版の単一バイナリでのデプロイは魅力的で、エンタープライズ版はより多くの機能を必要とする企業ユーザー向けである。Willison 氏の探求は、Datasette の OpenTelemetry サポートにより、データベースクエリのトレースを外部のオブザーバビリティプラットフォームに送信することが可能になり、開発者に監視とデバッグの選択肢が増えることを示している。また、Codex を設定の補助に使用したことは、AI ツールが開発ワークフローに実際に応用されている例でもある。