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Show HN: あらゆるAIツール向けのローカル個人データ編集ツール

PII GUI は Tauri 2 ベースのデスクトップアプリで、PDF、Markdown、テキストファイル内の個人識別情報(PII)をローカルで検出・編集します。すべての処理はデバイス上で行われ、オプションのモデルダウンロードのみネットワークアクセスが必要です。正規表現とONNXバックエンド、カスタムルール、レビューワークフロー、タスク履歴の永続化をサポートします。

ソースHacker News AI著者: unusual_typo

PII GUI は、プライバシー保護に特化したオープンソースのデスクトップアプリケーションで、個人識別情報(PII)の検出と編集をローカルデバイス上で完結させます。Tauri 2 をベースに、React 19 フロントエンドと Rust バックエンドを組み合わせており、PDF、Markdown、プレーンテキストファイルに対応しています。すべてのドキュメントコンテンツはユーザーのマシン上で処理され、ネットワークアクセスが必要なのはオプションのモデルダウンロードのみです。この設計により、ユーザーデータが外部に漏れるリスクを大幅に低減します。

このツールは、テキスト内のPII検出・編集と、PDF直接編集の2つのワークフローを提供します。ユーザーはドキュメントをインポートした後、組み込みの正規表現ルールまたは ONNX ローカルモデルを使用して、名前、メールアドレス、電話番号、URL、日付、アカウント番号、秘密鍵などの機密情報を検出できます。検出結果はリスト形式で表示され、作業台で一つずつ確認し、編集するかどうかを選択できます。編集後のPDFは、不透明な矩形でテキスト層を完全に覆い、出力ファイルから隠されたテキストを復元できないようにします。

PII GUI は、カスタムの正規表現や完全一致フィルタを追加して検出能力を拡張することも可能です。長文書の場合は、トークン境界とページに基づいてチャンクに分割し、タスクキューで処理することでメモリ使用量を抑えます。検出結果やユーザー設定はローカルの SQLite データベースとディスク上のファイルに永続化され、アプリを再起動しても保持されます。

現在、PII GUI は3つの検出バックエンドを提供しています:組み込みの正規表現(一般的なパターンを即座に検出)、OpenAI Privacy Filter(英文長文書向け)、BardsAI EU PII(欧州言語の人名や住所に特化)。検出された一致項目は、アカウント番号、住所、メール、個人名、電話番号、URL、日付、秘密鍵という固定のプライバシークラスに分類されます。ユーザーはニーズに応じて適切なバックエンドを選択したり、組み合わせて使用することで精度を向上させることができます。

このプロジェクトは GitHub でオープンソースとして公開されており、ライセンスは AGPL-3.0 です。最新バージョン v0.1.2 は2026年6月8日にリリースされました。今後のロードマップには、大規模PDFや多言語ドキュメントのインポート・エクスポートの最適化、アクセシビリティとキーボード操作の強化、そして Codex や Claude Code などのコーディングエージェントとの統合が含まれています。これらの計画は、開発チームがツールを継続的に改善し、より幅広いシナリオに対応しようとしていることを示しています。