Show HN: Chemistry AI – 化学問題をステップバイステップで解く
Chemistry AI(Chem AI)は、化学の問題を視覚的に整理し、ステップバイステップで解説するAIソルバー。スピードモードとコーチモードを備え、写真アップロードによる手書き・印刷問題の読み取りや、実験装置図・有機反応機構図・熱力学サイクルなどの可視化に対応。高校から大学までの幅広い化学分野をカバーし、無料プランと有料サブスクリプションを提供している。
Chemistry AI は「難しい化学問題を当たり前に見せる」ことを掲げる学習ツール。ユーザーがテキストを入力したり、方程式や構造式を貼り付けたり、ワークシートの写真をアップロードすると、印刷物だけでなく手書きの文字も認識して、問題のセットアップから単位、計算ステップ、最終結果までを整理してくれる。同社はこれを「隣に座って教えてくれるチューターのような存在」と説明している。
このサービスには2つの解答モードがある。スピードモードは、時間がないときや宿題の答え合わせに便利で、セットアップ→単位→手順→最終結果という構造化された解答を一気に表示する。モル数、モル濃度、収率などの単位を考慮した計算が可能だ。コーチモードは、解答を丸ごと提示するのではなく、短いプロンプトとチェックポイントでユーザーを誘導し、答えだけでなく思考のプロセスを身につけさせる。「反応の背後にある理由」を理解したい人や、試験前の演習に向いている。
さらに、Chemistry AI は図解にも強みを持つ。テキストだけでは説明しにくい熱力学サイクルなどは、「Draw it for me」と頼むだけで図を生成してくれる。蒸留、滴定、還流などの実験装置のセットアップを瞬時に図示したり、有機化学の反応機構で電子の流れや中間体を矢印を使って示したり、化学データをグラフや相図、熱力学サイクルに変換したりすることもできる。
対象とする分野は多岐にわたる。高校から大学レベルまでをカバーし、有機化学(反応機構、立体化学、逆合成入門、NMR/IR基礎、官能基、アルケン・アルキン)、物理化学(熱力学、量子化学、速度論、電気化学、気体の法則)、一般化学・生化学(化学量論、周期傾向、酸塩基、酸化還元と化学反応式の係数合わせ、酵素速度論、代謝経路、タンパク質構造)などが含まれる。「おもちゃのデモではなく、実際の授業で使われる形式に合わせて設計されている」と開発者は強調している。
料金プランは3段階。無料プランは毎月0ドルで、7つの永久クレジット(7回の会話)、ベーシックモードのみ、画像アップロードにはアカウント登録が必要。Standardプランは月5.9ドル(通常9.9ドル)で、500クレジット/月、ガイドモード、ビジュアル解説、優先返信を利用できる。Proプランは月11.9ドル(通常19.9ドル)で、1500クレジット/月、高度なAIモデルへのアクセス、早期アクセス、フィードバック優先権が付く。いずれも「40%オフ」と表示されている。
FAQによると、クレジットはリクエストの種類(テキストか画像か、クイック解答かステップバイステップか)に応じて消費され、実行前にコストが表示される。大学でよく出る形式の問題には対応しているが、複雑な問題では単位や仮定を自分で確認するよう推奨している。手書きの問題を写真で撮る場合は、明るい場所で用紙を平らに置き、問題全体を写すことがコツ。手書きが薄すぎる場合は撮り直すか、該当部分を入力する。チューター式の解説が欲しいときはThinkingモード、宿題のチェックだけならJust Answerモードを使う。無料登録でボーナスクレジットがもらえ、いつでもアップグレード可能だ。