Show HN:自分のサーバーでAIアプリを構築・ホストする
agentry は、AIが構築するアプリケーションのためのセルフホスト型インフラです。自分のサーバー上でサンドボックス、安全な接続、コンテナ化されたデプロイを提供し、MCP対応のAIエージェントをサポートします。コードとデータはハードウェアから離れることなく、AIトークンのマークアップはなく、受信ポートも開きません。
agentry は、AIによって構築されたソフトウェアのためのセルフホスト型インフラストラクチャです。従来のホステッドプラットフォームとは異なり、agentry はあなたのコードやデータを第三者に公開することなく、AIエージェントとサーバーの間のオーケストレーションレイヤーとして機能します。
使い方は簡単です。Linuxマシン(ノートパソコン、5ドルのVPS、ベアメタルなど)に一行のコマンドを実行して接続し、MCP互換のエージェント(Claude Code、Cursor、Rooなど)に「agentry を使って〜を構築して」と指示するだけです。エージェントはサーバー上のリアルなサンドボックスで作業し、agentry が自動的にコンテナイメージをビルド、デプロイし、公開URLを発行します。この間、サーバーの受信ポートは一切開かず、DNSやファイアウォール、証明書の管理も不要です。
agentry は3つのレイヤーで構成されています。サンドボックスレイヤーは、ファイルシステム、シェル、パッケージマネージャー、必要に応じてデータベースやキーを備えた隔離環境を提供し、エージェントが実際の環境に対して構築できるようにします。接続レイヤーは、エンドツーエンド暗号化リンクを介してagentryとサーバー間のトラフィックを中継し、アプリにHTTPS URLを割り当てますが、サーバー自体はインターネットから隠されたままです。ランタイム&デプロイレイヤーは、すべてのデプロイをバージョン管理されたコンテナイメージとして保存し、ワンクリックで更新またはロールバックでき、URLとカスタムドメインはそのまま維持されます。
内部ツールに特に有用で、プロダクションデータベースのダッシュボード、管理パネル、顧客記録を扱うツールなどを、データがネットワークから出ることなくサーバー上で直接実行できます。サーバーは受信ポートを開かないため、インターネットからのスキャンや攻撃を受ける心配がありません。また、メール/パスワード、Google、GitHub、Microsoft、または任意のOIDCプロバイダーを使用したユーザーログインを組み込み、チームメンバーのみにアクセスを制限できます。
自動化も簡単で、「毎朝9時に未完了のPRをSlackに投稿」といったタスクを自然言語で記述するだけで、エージェントが自動化スクリプトを書き、サーバー上で実行します。すべての実行はダッシュボードに記録され、ステータスやペイロードの確認、再実行が可能です。
agentry 自体は無料で、サーバー代とAIモデル使用料のみがかかります。1台の小型サーバー(例:Hetzner CX22、2 vCPU、4GB RAM、約5ドル/月)で複数のアプリとサンドボックスを同時に実行でき、アプリごとに課金されることはありません。AIモデルは各プロバイダーに直接支払うため、agentry はマークアップを追加しません。
セキュリティはゼロトラストモデルに基づいています。すべてのデバイスとサーバーは個別の証明書で認証され、すべてのリクエストはエンドツーエンドで暗号化され、組織間は完全に分離され、すべての状態変更は監査ログに記録されます。サーバーは決して受信ポートを開かず、agentry が公開側を担当します。
結論として、agentry はインフラストラクチャを完全にコントロールしたい開発者に最適です。コード、データ、アプリはすべて自分のハードウェア上にあり、agentry をオフにしても何も失われません。各アプリは標準的なコンテナイメージであり、いつでも任意のDockerホストに移行でき、ベンダーロックインはありません。サーバーを用意すれば、数分でAIアプリの構築とホスティングを開始できます。