Show HN: Agent Chat Bridge – AI IDEエージェントに非同期コールバックを提供
Agent Chat Bridge は、VS Code や Windsurf などの IDE における AI チャットセッションに非同期コールバック機能を追加するオープンソースツールです。タイマー、シェルコマンド、Webhook を登録し、トリガー発火時に元のセッションへ自動的にプロンプトを送信します。エージェントの応答をポーリングすることも可能です。シンプルな REST API とダッシュボードを備えています。
Agent Chat Bridge は、AI IDE エージェント向けの非同期コールバックを実現するオープンソースツールです。通常のチャットセッションではエージェントが応答を返すまで待つ必要がありますが、本ツールを使うと、セッションを一度終了し、タイマーや外部イベントをトリガーに後から自動的に再開させることができます。
対応 IDE は VS Code と Windsurf で、VSIX ファイルをインストールするだけで利用開始できます。インストール後、IDE のコマンドパレットからダッシュボードを開くか、ステータスバーのアイコンをクリックして管理画面にアクセスできます。ダッシュボードはブラウザでも開くことができ、WebView 版と同様の UI を提供します。
REST API は直感的に設計されています。主なエンドポイントとして、ジョブ登録 (POST /jobs)、ステータス確認 (GET /jobs/:id)、手動トリガー (POST /jobs/:id/fire)、キャンセル (DELETE /jobs/:id)、アクティブジョブ一覧 (GET /jobs)、セッション一覧 (GET /sessions)、ヘルスチェック (GET /health)、レジストリ (GET /registry)、履歴 (GET /history)、セッション特定 (POST /session/identify) などがあります。各エンドポイントは詳細なレスポンスを返し、ジョブの状態は waiting → fired → delivered → responded または failed と遷移します。
トリガーモードは、指定秒数後に発火するタイマー、シェルコマンドが終了コード 0 を返すまでポーリングするコマンドモード、外部からの POST /jobs/:id/fire を待つ Webhook モードの 3 種類から自動判別されます。これにより、CI/CD パイプラインの完了後にチャットを再開したり、定期的なタスクチェックを行ったりと、様々なワークフローに対応できます。
macOS では初回起動時にキーチェーンへのアクセス許可が求められる場合がありますが、これはフォールバック処理であり、通常は言語サーバーの起動時に自動的に API キーを取得します。Windows では DPAPI が静かに動作し、Linux では安全なストレージがサポートされないため、スポーンインターセプターのみを使用します。キーチェーンアクセスを拒否した場合、ウィンドウの再読み込みまたは Windsurf の完全再起動で復旧できます。
VS Code を使用する場合、セッション一覧機能には VS Code 1.96 以上が必要です。また、クロスウィンドウのジョブ転送は同一 IDE 間でのみ行われ、VS Code ブリッジが Windsurf ブリッジに転送することはありません。
Agent Chat Bridge は、長時間実行タスクや外部システムとの連携が必要なワークフローにおいて、AI エージェントとの非同期対話を効率的に実現するツールとして注目されています。