Simon Willison氏は「Seam Cutter」という小型のWebツールを公開した。画像の中央部分だけを取り除く、というかなり限定的な用途に特化したツールだ。
使い方はシンプルである。まず画像上に水平または垂直の切断線を引き、その線の両側の画像をそれぞれスライドさせて互いに近づける。すると中央にあった区間が縫い合わされるように消え、結果として画像の途中を切り取った状態になる。
開発のきっかけは、Willison氏がiPhoneでTailorというアプリを使い、複数のスクリーンショットを縦に長い1枚の画像へ結合していることだった。結合後の長い画像から、途中の一部だけを削除したい場面があるという。たとえば文字起こしの中から無関係なプロンプトを伏せたい場合などだ。通常のトリミングツールは端しか削れないため、中央を処理できるツールを自作した。
このツールはWillison氏のtoolsサイトで公開されている。同氏はこうした単機能の実験的ツールを継続的に共有しており、Seam Cutterも汎用の画像編集ソフトではなく、「中央の一区間を消す」という課題だけを解くために作られている。