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Sakana Translate:Sakana Chat が翻訳機能に対応

Sakana AI は本日、チャットサービス「Sakana Chat」に新機能「Sakana Translate」を追加しました。日本語に特化したモデルシリーズ「Namazu」を搭載し、日本語・英語・中国語の双方向翻訳に対応。翻訳・添削・質疑の3モードを無料で提供します。

ソースHacker News AI著者: takakaze

Sakana AI は本日、同社のチャットサービス「Sakana Chat」に新機能「Sakana Translate」を追加したことを発表しました。本機能は、日本仕様に適応させた自社のモデルシリーズ「Namazu」を翻訳エンジンとして採用し、日本語・英語・中国語の双方向翻訳をサポートします。Web アプリケーションとして無料で公開され、誰でも簡単に利用できます。

Sakana Translate は3つのモードを提供します。「翻訳」モードでは、最大約5,000文字の長文を貼り付けるだけで、ストリーミング形式でリアルタイムに訳文が表示されます。メールや資料、記事など日常業務で扱う長めの文章をそのまま処理可能です。「添削」モードでは、入力した文章をより自然で適切な表現に整え、変更箇所を差分ハイライトで表示するため、どこがどう変わったか一目で把握できます。文法だけでなく、自然さ、丁寧さ、トーン、相手との距離感まで調整し、ビジネスメールや英文作成の品質チェックに最適です。「質疑」モードでは、翻訳や添削の結果について追加質問が可能で、ニュアンスの確認や別表現の提案、文法や語彙選択の解説をその場で得られます。

開発の背景として、Sakana AI は、日本語話者が英語や中国語のコンテンツに接する際の言語の壁に注目しました。既存の翻訳ツールはビジネス敬語のニュアンスや日本固有の文化概念、略語やネットスラングといった「日本語らしさ」の難所でしばしば意図からズレた訳を返す課題があります。同社は日本語と日本文化への深い理解を核とした後訓練技術を研究しており、Namazu モデルシリーズはその成果です。実際の出力例では、ビジネスメールの敬語表現を自然で丁寧な英語に翻訳し、英語のネットスラング「Iykyk」を日本語の口語「わかる人にはわかるよね」と同等の温度感で訳すなど、強みを発揮しています。

翻訳品質の評価では、WMT 2024 General Translation タスクのデータセットを用いた XCOMET-XL による自動評価で、Sakana Translate は主要な上位モデルに匹敵するスコア帯に位置し、実用的な品質を確認しました。

今後、Sakana AI は実際の利用を通じて品質とユーザー体験を継続的に改善する方針です。具体的には、特定業界向けの最適化翻訳エンジン、ファイル翻訳、用語集との連携を進め、さらに API 提供や SSO・監査ログ・オンプレミス対応などエンタープライズ用途への展開も視野に入れています。Sakana Chat にて無料で試用可能で、アカウント登録のみですべての機能を利用できます。