Repo-Slopscore:コミットでGitリポジトリ内のAI貢献を検出
Repo-Slopscoreは、Gitコミットを分析してAIが生成したコードを検出するオープンソースツールです。ChromiumやVLCなどの主要プロジェクトを含む3,000以上のリポジトリをスキャンし、AI関与の可能性を示すスロップスコアを提供します。
AIプログラミングツールの普及に伴い、オープンソースコミュニティではAIが生成したコード(「スロップ」と呼ばれる)が増加しています。この流れに対応するため、開発者らはRepo-Slopscoreをリリースしました。これはGitリポジトリ内のAI貢献を検出するためのオープンソースツールです。このツールは、Gitコミット内のパターン(繰り返しコメント、不自然な関数名など)を分析して、AIが作成した可能性のあるコードを識別します。各リポジトリには「slopscore」が割り当てられ、スコアが高いほどAIの関与が疑われます。
現在、Repo-Slopscoreは3,200以上のオープンソースリポジトリをスキャンしており、その中にはChromium、VLC、ffmpegなどの著名なプロジェクトも含まれています。スキャン結果はリアルタイムで更新され、ユーザーはWebサイトで各リポジトリの詳細な分析を確認できます。例えば、Chromiumのsrcリポジトリは最近の分析で低いslopscoreを示していますが、一部の小規模プロジェクトでは高いスコアが観測されています。開発者は、slopscoreは絶対的な正確さを保証するものではなく、参考指標として捉えるべきだと強調しています。このツールの目的は、AIコード使用に関するコミュニティの議論を促進し、より透明性の高い開発実践を奨励することです。将来的には、検出モデルの追加やカスタムしきい値のサポートが計画されています。
最新のスキャンデータによると、このツールはGitHub、Codeberg、Bitbucketなどの複数のプラットフォームから合計3,223のリポジトリを分析しました。スキャンのタイムスタンプは2026年5月から6月にかけてのもので、大規模プロジェクトから小規模な個人リポジトリまで幅広くカバーしています。ツールはまだ初期段階ですが、オープンソースコミュニティで注目を集めており、プロジェクトにおけるAIの関与度を測る指標として期待されています。