Vibeのリモートエージェント。Mistral Medium 3.5搭載。
Mistral AIは、指示追従、推論、コーディングを統合した128B高密度モデル「Mistral Medium 3.5」と、Vibeリモートコーディングエージェント、Le Chatの新Workモードを発表しました。
記事インテリジェンス
要点
- Mistral Medium 3.5は128Bの高密度モデルで、指示追従、推論、コーディングを統合し、4基のGPUでセルフホスティング可能、256kのコンテキストウィンドウを持つ。
- Vibeリモートエージェントは、クラウド上で非同期コーディングタスクを実行し、並列セッションとCLIやLe Chatからの起動をサポート。ローカルセッションはクラウドにテレポート可能。
- Le ChatのWorkモードはMistral Medium 3.5を搭載し、クロスツールワークフロー、リサーチ、合成などの複雑なマルチステップタスクを実行。全ての動作は可視化され、承認が必要。
重要な理由
このニュースが重要なのは、Mistral Medium 3.5は128Bの高密度モデルで、指示追従、推論、コーディングを統合し、4基のGPUでセルフホスティング可能、256kのコンテキストウィンドウを持つためです。
技術的影響
モデル選定、推論コスト、プロダクト能力、評価基準に影響する可能性があります。
Mistral AIは本日、新しいフラッグシップモデル「Mistral Medium 3.5」を公開プレビューとして発表しました。このモデルは、指示追従、推論、コーディングを単一の128B高密度モデルに統合しており、修正MITライセンスのもとでオープンウェイトとしてリリースされます。わずか4基のGPUでセルフホスティングが可能で、256kのコンテキストウィンドウを備えています。Mistral Medium 3.5はSWE-Bench Verifiedで77.6%のスコアを達成し、Devstral 2やQwen3.5 397B A17Bなどのモデルを上回り、τ³-Telecomでは91.4を記録して強力なエージェント能力を示しました。このモデルは長期的なタスク向けに設計され、複数のツールを確実に呼び出し、下流のコードが利用できる構造化出力を生成します。これにより、Vibeにおける非同期クラウドエージェントの実用的な提供が可能になりました。本日より、Mistral Medium 3.5はLe ChatとVibe CLIのデフォルトモデルとなります。
Vibeリモートエージェントは、開発者がクラウド上でコーディングセッションを非同期に実行できるようにします。Mistral Vibe CLIまたはLe Chatから起動でき、複数のセッションを並列実行可能で、ローカルのCLIセッションはクラウドに「テレポート」して継続できます。各セッションは隔離されたサンドボックス内で動作し、完了時にGitHubでプルリクエストを作成して通知します。VibeはGitHub、Linear、Jira、Sentry、SlackやTeamsなどと統合され、モジュールリファクタリング、テスト生成、依存関係アップグレード、CI調査、バグ修正といった高ボリュームで明確に定義された作業に適しています。
Le Chatの新Workモード(プレビュー)は、Mistral Medium 3.5を搭載したエージェントにより、クロスツールワークフロー、リサーチ、合成などの複雑なマルチステップタスクを実行します。例えば、メール、メッセージ、カレンダーを一度に処理したり、会議の準備として参加者のコンテキストや最新ニュースを収集したりできます。Workモードではコネクタがデフォルトで有効になり、エージェントがドキュメント、メールボックス、カレンダーなどにアクセスして豊富なコンテキストを取得します。機密性の高いタスク(メッセージ送信、ドキュメント作成、データ変更など)には明示的な承認が必要で、全てのアクションが可視化されます。セッションは長期間持続し、エージェントは試行錯誤を繰り返しながらタスクを完了します。
Mistral Medium 3.5はAPI経由で利用可能で、価格は入力トークン100万あたり1.5ドル、出力トークン100万あたり7.5ドルです。オープンウェイトはHugging Faceで入手でき、NVIDIA GPUアクセラレーテッドエンドポイント(build.nvidia.com)やNVIDIA NIMを通じたプロトタイピングもサポートされています。Mistral AIはエージェントシステムの未来を築くため、研究、エンジニアリング、プロダクトの各分野で人材を募集しています。