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アルバニージー首相、AIオフィスを設立しオーストラリアのクリエイターを著作権『盗難』から守ると表明

アンソニー・アルバニージー首相は、AIモデルによる作品の悪用からオーストラリアのクリエイターを保護するため、人工知能オフィスを設立すると発表した。また、データセンターの新たな規制を導入し、住宅地との競合回避や電力・水使用の制限、電気料金への影響防止を図る。

ソースThe Guardian AI著者: Josh Butler, Luca Ittimani and Tom McIlroy

オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は15日、人工知能(AI)分野の監視と規制を担当する「AIオフィス」の設立を発表した。同時に、国内のクリエイターの作品がAIモデルに無断で使用されるのを防ぐため、「可能な限り強力な保護」を提供すると約束した。首相は、作家、芸術家、音楽家が自身の作品の使用を管理できず、対価も得られない状況は「窃盗に等しい」と強調した。

新設されるAIオフィスは、AI技術の倫理的な利用を促進し、著作権法の改正案を検討する。政府はテクノロジー企業がオーストラリアのデータを無償で利用することを認めず、適切な対価を求める方針だ。

さらに、エネルギー消費の多いデータセンターに関する新たな厳格な規制も発表された。データセンターは住宅開発と土地を競合しない場所に建設され、電力と水の使用量に制限が課される。また、消費者の電気料金が上がらないよう監視される。これらの措置は、地域社会の懸念に応え、持続可能な技術発展を目指すものだ。

野党はこの動きを概ね支持する一方、詳細な制度設計を求めており、一部のハイテク企業は過度の規制が革新を阻害する可能性に警鐘を鳴らしている。政府は今後数カ月内に著作権法の改革案を公表する予定で、利害関係者からの意見募集も行うとしている。