Meta株、AI向けに数十億ドル調達の可能性報道で下落
フィナンシャル・タイムズ紙の報道によると、MetaはAI投資資金調達のため株式発行で数百億ドルを調達する可能性があり、株価は5%超下落した。同社はまだ銀行を雇っておらず、新株発行を行わない可能性もある。Metaの広報担当者は報道を「純粋な憶測」と否定した。
フィナンシャル・タイムズ紙が金曜日に報じたところによると、ソーシャルメディア大手Meta Platforms Inc.は、人工知能分野への多額の投資を賄うため、数百億ドル規模の株式発行を検討している。この報道を受け、Metaの株価は同日5%以上下落した。
報道によると、Metaは競合のAlphabet Inc.が今週、株式発行により850億ドル(従来の800億ドルから増額)を調達すると発表した後、今回の株式発行の可能性を検討している。Alphabetの株価は過去1年間、AI投資の急増で好調だったが、最近は4週連続で下落しており、投資家が過剰な支出を懸念している。
Metaはまだ銀行を正式に雇っておらず、新株を発行しない可能性もあるとFT紙は指摘している。Metaの広報担当者は電子メールで、「AI分野には大きな機会があることは明らかであり、それを支援するために最も柔軟な方法で資金調達に引き続き注力する」と述べ、この報道を「純粋な憶測」と呼んだ。
他のハイテク大手と同様、MetaとAlphabetは、飽くなき需要に応えるため、AIインフラ構築を急ぐ中で設備投資に記録的な額を投じている。Metaは4月、2026年の設備投資ガイダンスを従来の1350億ドルから1450億ドルに引き上げた。Alphabetも同月、設備投資ガイダンスの上限を50億ドル引き上げ、1900億ドルとした。
ウォール街は過去1年間、この2社に対して非常に異なる評価を下している。これは主に、Alphabetが多額の支出を正当化する好調なクラウド事業を持っているためだ。Alphabetの株価は過去12か月で115%以上上昇し、メガキャップ企業の中でトップとなったが、Metaは13%下落し、同グループで最もパフォーマンスが悪かった。この対比は、投資家が両社のAI投資に対するリターンの見通しに異なる期待を抱いていることを浮き彫りにしている。Metaはソーシャルプラットフォームと広告事業に注力しており、AI投資の短期的な収益効果は不透明だが、Alphabetのクラウド収入は持続的に成長しており、より大きな緩衝材を提供している。