Simon Willison 氏は、Mermaid 図を ASCII または Unicode の箱罫線アートとしてブラウザ内でレンダリングする新しいツール「Mermaid to ASCII art (mermaid-ascii)」を公開しました。このツールは、Go ライブラリ AlexanderGrooff/mermaid-ascii を WebAssembly にコンパイルして動作し、以前 Willison 氏が Rust コードで構築したツールと比較するために作成されました。
最大の特徴はカラー対応です。ユーザーは classDef 文を使用してノードに色を割り当てることができ、例えばビルド成功やテスト通過を緑色、デプロイ警告を黄色、ロールバック失敗を赤色で表示できます。これにより、図の状態を直感的に把握できます。インターフェースはタブ形式で、フローチャート、マルチリンク、サブグラフ、マルチラベル、カラー、シーケンス図、代替フラグメント、ループ+ノート、パラレルなど多彩な図タイプを選択可能です。また、パディング X/Y やボックスパディングのスライダーで余白を調整し、出力を微調整できます。生成されたアートは「テキストとしてコピー」ボタンでクリップボードにコピーするか、「この図へのリンクをコピー」で共有リンクを生成できます。
さらに、「ASCII のみ」チェックボックスをオンにすると、Unicode 箱罫線の代わりに純粋な ASCII 文字で出力することも可能です。すべての処理は WebAssembly によりブラウザ内で完結するため、プライバシーが保護され、サーバー負荷もありません。Willison 氏は Claude Fable 5 を使用して Go ライブラリを WebAssembly にコンパイルしたと述べており、このアプローチにより、既存の Go コードを簡単にブラウザ上で実行できることを示しています。本ツールは、ドキュメントやコードコメントにテキストベースの図を埋め込みたい開発者にとって非常に便利なリソースとなるでしょう。