Kept:AIチャットをローカルのMarkdownファイルとして保存
Kept は、ChatGPT、Claude、Gemini、Grok、Kimi の会話を自動的にローカルのMarkdownファイルとして保存するオープンソースツールで、全文検索、知識グラフ、MCPサーバーを備え、クラウドは不要です。
Kept は、本日 Product Hunt でローンチされた、ローカルファーストの AI チャットアーカイブツールです。ChatGPT、Claude、Gemini、Grok、Kimi などのプラットフォームからの会話を自動的にキャプチャし、Obsidian 互換の Markdown ファイルとしてユーザーのファイルシステムに保存します。さらに、全文検索、3D 知識グラフ、MCP サーバーを提供し、すべて MIT ライセンスの下でオープンソース化されており、アカウントやクラウドストレージ、サブスクリプションは不要です。
Kept の創設者は、ユーザーが AI との会話で得た貴重なアイデアや発見、優れたプロンプトが、時間の経過とともにベンダーの UI に埋もれてしまう問題を指摘しています。Kept は、これらの会話をユーザーのローカルマシンに保存し、検索、リンク、拡張できるようにすることを目的としています。
主な機能には、AI 会話の自動同期、会話ごとに独立した .md ファイル(モデル名、タイムスタンプなどのメタデータを含む)、ローカルの Vault で動作するエージェント、3D 知識グラフによる忘れられた会話の発見、OpenRouter、Anthropic、OpenAI などのモデルをサポートする BYOK モードが含まれます。インストールは簡単で、デスクトップインストーラーを実行し、ブラウザ拡張機能を Chrome にドラッグ&ドロップするだけです。
コミュニティディスカッションでは、Kept チームが現在は全文検索のみであることに対し、セマンティック検索がロードマップ上にあると回答しました。また、「プロジェクト」機能を使って会話を手動でグループ化したり、アイドル状態の会話から高価値情報を抽出する自動ダイジェストシステムについても説明しました。ユーザーからのデバイス間同期に関する質問に対しては、Vault が ~/.kept/vault/ のフォルダであるため、Dropbox、iCloud Drive、Git などの任意の同期ツールで複数デバイス間で同期でき、起動時に SQLite インデックスが Markdown ファイルから自動再構築されると説明しました。
Kept の Markdown アプローチは、その編集容易性と Obsidian 互換性からコミュニティに評価されており、チャット記録を持続的な知識ベースとして活用できます。チームは今後、メモリ管理のさらなる細分化(「記憶」「スクラッチ」「古い」などの区別)を検討しており、ユーザーがチャットアーカイブをより有効に活用できるよう支援することを目指しています。