スマートフォンのRAM容量は年々増加しているが、本当にそれだけの性能が必要なのだろうか?AIデータセンターの急拡大によりメモリチップの需要が高まり、価格は上昇の一途をたどっている。GoogleはPixel 11シリーズの値上げを発表しており、Appleの次期iPhoneも同様の傾向が予想される。本記事では、利用シーン別に適切なRAM容量を解説する。
6GB以下:エントリーモデルに多く、通話、メッセージ、ウェブ閲覧などの基本タスクに対応。アプリ切り替え時に再読み込みが頻発するため、ごく軽い使用に限定される。
8GB:現在の標準的な容量で、ほとんどのアプリや動画ストリーミング、軽いAI機能(Geminiなど)を快適に動作可能。ただし、Apple IntelligenceやGoogle GeminiなどのAIがリソースを消費するため、バックグラウンドアプリが閉じられることも。
12GB:Google Pixel、iPhone、Galaxyなどのフラッグシップ機に搭載。AI処理、複数アプリ常駐、写真・動画編集などに対応するが、多くのユーザーには過剰。ノートPC代わりにスマホを使いたいユーザーに推奨。
16GB:Pixel 10 Pro XL、Galaxy Z Fold 8 Ultraなどの最上位機種に搭載。4K/8K動画編集、ローカルAIモデルの実行、大量のマルチタスクをこなすヘビーユーザー向け。将来のAIモデルを見据えた「将来性保証」としても有効。
RAMの価格は上昇し続けているが、メーカーはフラッグシップ機のRAM搭載量を減らすことはない。結果として、消費者は使わない性能に対して高い代償を払うことになる。購入前に本当に必要な容量を冷静に検討すべきだ。