Groq、AI推論クラウド事業拡大のため6億5000万ドルを調達
Groqは6億5000万ドルの新たな成長資金を調達し、AI推論クラウドのグローバル拡大を加速します。同社は現在北米、欧州、中東、アジア太平洋に13のデータセンターを運営し、500万人以上の開発者にサービスを提供。2027年末までに200メガワットへの拡大を目指します。新たにNVIDIAのLPXシステムを含む最新推論技術の展開を進めるとともに、経営陣の強化も発表しました。
Groq(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)は、AI推論クラウド事業の拡大を加速するため、6億5000万ドルの新たな成長資金を調達したことを発表しました。本ラウンドはDisruptiveとInfinitumが主導し、既存投資家も参加しました。
同社の現在の戦略は、2025年12月にNVIDIAとの非独占的ライセンス契約を締結したことに端を発します。今年のGTCでは、NVIDIAが次世代LPXプラットフォームにGroqの推論技術を統合することを発表。その後、Groqの取締役会とリード投資家は、世界有数のAI推論クラウド構築に戦略を集中させました。
現在、Groqは北米、欧州、中東、アジア太平洋に13のデータセンターを運営。500万人以上の開発者と数千のAIネイティブ企業にサービスを提供し、毎週数兆のAIトークンを処理しています。新資金は既存拠点にNVIDIAのLPXシステムなど最新推論技術を導入するために充当され、2027年末までに総電力200メガワットへの拡大を目指します。
経営体制も強化され、Alex Davis(Disruptive創業者兼CEO)が会長、Adam WinterがCEO、Matt EngがCFOを継続。新たに、Alan Rice(前xAI、Metaデータセンター、米海軍原子力潜水艦勤務経験者)がCOO、Sinclair SchullerとRakesh Malhotra(両名はApprenda共同創業者、後にNuvalence設立)がそれぞれ7月付でCTOおよびCPOに就任します。
Groqは、AI推論の需要がトレーニングの15~20倍に達する巨大市場になると見込み、高速かつ信頼性の高い推論サービスを競争力のある価格で提供することに注力しています。同社は2016年創業、LPUを開発しGroqCloudを立ち上げ、現在は独立系米国企業として世界規模で推論キャパシティを展開しています。