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Godotが「バイブコーディング」による貢献を禁止

オープンソースのゲームエンジンGodotは、AI生成コードによる貢献を禁止する方針を発表した。メンテナーは、大量の低品質なプルリクエストに対処できず、AIユーザーがコードを理解し修正する信頼性がないと指摘。新規貢献者は主要な変更に許可が必要となり、AIエージェントの議論参加は禁止される。

ソースHacker News AI著者: guptalog

オープンソースのゲームエンジンGodotは、火曜日に貢献ポリシーの改訂を発表し、AIが生成したコードのほとんどを禁止する方針を示した。この決定は、明らかにAIが生成したプルリクエスト(PR)が大量に寄せられ、その品質が低い上にメンテナーに多大な負担をかけていることに起因する。メンテナーは「AIは責任を負えず、AIを多用するユーザーがコードを理解し修正できるとは信頼できない」と述べた。以前からメンテナーのRémi Verschelde氏はAI生成PRを「士気をくじく」時間の無駄と評しており、コミュニティも同様の見解を示している。Godotを使用するあるゲームスタジオは、これらのPRを「完全な大惨事」と表現した。

新しいポリシーの主な内容は以下の通り。新規貢献者(マージ済みPRが3未満のユーザー)は、新機能や大規模なリファクタリングを提出する際に、メンテナーの明示的な許可を得なければならない。これにより、「バイブコーダー」やAIエージェントを排除し、コードベースを理解しコミュニケーションを取れる貢献者を育成する狙いがある。また、議論は人間同士で行う必要があり、AIエージェントやボットの参加は禁止される(言語翻訳の補助は例外)。AIコードについては、自律エージェントが作成した貢献や「バイブコーディング」のゴミは、GitHubリポジトリでの自動禁止対象となる。ポリシーはさらに、AIを使用して実質的なコードを生成することも禁止する。許可されるAI支援は、コード補完、正規表現、検索・置換などの些細なタスクに限定される。AIをコード作成に使用した場合は、PRの議論で開示しなければならない。

このポリシーはまだ正式に改正されておらず、公開時期は未定。しかし、現時点でも「バイブコーダー」やAIエージェントは歓迎されていない。最近では、データベースの削除やドライブの消去といった事故が相次ぎ、「バイブコーディング」の人気は低下している。Infosysの会長Nandan Nilekani氏は、ソフトウェア開発ではコンテキストが重要であり、AIはその要素をまだ十分に理解できていないと指摘した。この出来事は、オープンソースコミュニティがAI生成コードの品質と貢献者の責任感に懸念を抱いていることを示しており、今後のオープンソースプロジェクトがAIの使用をより厳しく管理する可能性を示唆している。