Metaの1ヶ月間の4つの恐ろしい新プライバシー侵害機能
Metaは先月、Instagramの公開写真をAIトレーニングに使用する機能、Meta AIアプリへの顔認識コードの埋め込み、継続的に音声と写真を記録するスマートグラスのテスト、ブラジルでのInstagram地図による正確な位置情報の漏洩という4つの物議を醸す機能を導入しました。これらのほとんどは公の反発を受けて撤回または無効化されました。
Metaはこの1ヶ月間で、プライバシーを脅かす4つの新機能を相次いで導入しました。そのうち2つは公共の抗議により撤回または無効化され、1つは静かに削除され、もう1つはまだ試作段階にあります。これらの出来事は、同社のプライバシー保護に関する論争の多い姿勢を浮き彫りにしています。
最初の機能はInstagramの公開写真に関するものです。Meta AIがユーザーの公開プロフィール画像を利用して、WhatsApp上で新しい画像を生成できるようにするものでした。この方針は6月に発表されましたが、すぐに激しい批判に直面しました。あるユーザーはBlueskyで「Instagramがあなたの銀行口座を空にして家族を殺す新ツールを発表。オフにする方法はこちら👇」と皮肉を述べました。実際にはそこまで極端ではありませんが、このジョークはプライバシー侵害への懸念を反映しています。Metaは3日後にこの機能を撤回し、「フィードバックを聞き、この機能は基準に達していなかった」と述べました。評論家は、こうした機能は計算されたリスクであり、成功すれば定着させ、失敗すれば後で再導入するための種まきだと指摘しています。
2つ目の機能は6月初めに『Wired』誌によって暴露されました。Meta AIアプリに完全な顔認識システムが組み込まれており、EssilorLuxottica(レイバン等を所有)と協業したスマートグラスでの使用を意図していました。これらの眼鏡はストーカー行為に悪用されることで有名です。報道の翌日、Metaはコードを削除し、広報担当副社長のAndy Stoneは「純粋に探索的なものであり、最終決定は何もしていない」と述べました。しかし、何の事前開示もなくコードを埋め込んだこと自体が、ユーザープライバシーよりも機能開発を優先する姿勢を示しています。
3つ目の機能は7月8日に『Financial Times』が報じました。Metaは、音声を継続的に録音し、数秒ごとに写真を撮影する新型スマートグラスをテストしています。しかも、記録中を示す表示灯は一切ありません。これはブラックミラーのエピソード「あなたの全歴史」を彷彿とさせます。Metaは「内部プロトタイプ」についてコメントしないとしつつ、「ゼロからプライバシーを組み込む」アプローチを取っていると述べました。しかし、表示灯がない設計はプライバシー保護の原則に反します。
4つ目の機能はブラジルで発生しました。Instagramは6月10日、ユーザーの正確な位置を表示する地図機能を誤って公開しました。翌日には無効化され、Metaは「誤ってリリースした」と謝罪しました。しかし、この機能は米国では現在も使用可能です。ブラジルのNGO「Ctrl+Z」と議員Erika Hiltonは、連邦検察庁にこの「事故」の調査を求めています。
これらの事件は、Metaのプライバシー保護における体系的な問題を明らかにしています。同社は公衆の許容範囲を常に試しており、AIトレーニングデータから顔認識、無表示の継続監視まで、あらゆる新機能がプライバシーの境界線を越えています。Metaは反発を受けると機能を撤回しますが、その行動は、機能革新と利益がユーザープライバシーよりも優先されることを示しています。市民は警戒を怠るべきではなく、今日撤回された機能が明日には別の形で再登場する可能性があります。アナリストは、Metaの「まず導入してから問う」戦略が、段階的にプライバシーを侵食するパターンになると指摘しています。