datasette-agent 0.3a0 リリース:安全なデータベース書き込みとスマートな連携
Datasette Agent 0.3a0 は、データベースへの書き込み前にユーザーの承認を要求する新しい execute_write_sql ツールを導入しました。チャットモードの承認サポートを強化し、自動承認のための --unsafe オプションを追加しました。これにより、Datasette の対話性とセキュリティが大幅に向上しました。
Simon Willison は 2026 年 6 月 15 日に datasette-agent 0.3a0 をリリースしました。今回の主要な新機能は、ユーザーの承認を得てからデータベースに書き込みを行う execute_write_sql ツールです。このツールは、0.2a0 で導入された承認メカニズムを拡張し、ユーザーの権限設定を尊重しながら安全な書き込みを実現します。
execute_write_sql ツールの動作手順は次のとおりです。ユーザーがチャットインターフェースに「港の上を 4 羽のペリカンが飛んでいるのを見ました」などの自然言語で入力すると、ツールが自動的に INSERT 文を生成し、確認ダイアログを表示します。ダイアログには、実行する操作、対象データベース、テーブル、必要な権限(insert-row、update-row、delete-row など)が詳細に表示されます。ユーザーが「Yes」をクリックして初めて書き込みが実行されます。これにより、誤操作や不正なデータ変更を防止できます。
また、0.3a0 では datasette agent chat のターミナルモードが強化され、承認が必要なツールを実行できるようになりました。新たに 3 つのコマンドラインオプションが追加されました:--root(ルート権限で実行)、--yes(すべてのユーザーへの問い合わせを自動承認)、および --unsafe(両方を有効化)。さらに、ツールは CLI 表示用に HTML の代わりにプレーンテキストを提供できるようになり、互換性が向上しました。
これらの改善により、「datasette agent chat content.db -m gpt-5.5 --unsafe」のようなコマンドを使用して、特定のデータベースと自然言語で対話し、テーブルの作成やノートの追加などを直接実行できるようになりました。これにより、技術者以外のユーザーでも簡単にデータベースを管理できるようになり、Datasette の利便性と柔軟性が大幅に向上しました。
今回のリリースではいくつかのバグ修正とパフォーマンス最適化も行われています。datasette-agent 0.3a0 は、安全性とインテリジェンスを融合させた Datasette のエージェント機能における重要なマイルストーンです。