クリストファー・ノーラン監督、AIへの「軽蔑」と人間代替の考えは「ナンセンス」と語る
クリストファー・ノーラン監督はAIへの懸念を「ナンセンス」と退け、自身の大規模ロケ撮影映画は影響を受けないと述べ、ルピタ・ニョンゴへの批判を「無関係」と一蹴。
アカデミー賞受賞監督クリストファー・ノーラン氏が、ハリウッドの人工知能(AI)に対する懸念について見解を述べた。『オッペンハイマー』や『ダークナイト』で知られる同監督は、最新作であるギリシャ叙事詩の映画化『オデュッセイア』のプロモーションの中で、多くの関係者がAIを「軽蔑」しており、AIが人間の創造性を代替するという考えは「ナンセンス」だと語った。彼は自身が手掛ける大予算で主にロケ撮影を行うアクション映画はAIの影響を生き残ると信じている。
ノーラン氏の発言は、映画業界がライティング、ビジュアルエフェクト、さらには演技において生成AIの影響を受けつつある時期になされた。しかし同監督は、実写撮影と実際の特殊効果の価値はAIでは再現できないと強調した。
また、ルピタ・ニョンゴ氏がヘレン・オブ・トロイを演じることに対する右派からの批判について、「無関係」と一蹴し、作品の芸術的価値に焦点を当てるべきだと述べた。
『オデュッセイア』は今週公開予定で、ノーラン監督の最新傑作として注目を集めている。