Simon Willison氏はBattledronesのバージョン14、コードネーム「Compass Rose」を公開した。モバイル向けWebベースのRTSである本作にとって、これが初の4人用マップとなる。従来のマップはすべて2人対戦のみに対応していた。
今回の更新の中心はマルチプレイ機能の拡張だ。Willison氏によれば、最初にClaude Opus 4.5へ与えたプロンプトは、4方向の回転対称性を持つ4人対戦用の新マップを追加し、最大4体のAIプレイヤーに対応させ、さらにオーディオではなくWebSocketを用いる既存のマルチプレイモードと互換性を持たせることで、最大4人の人間プレイヤーが同時に参加でき、余った枠はAIが埋めるという内容だった。
これを受けてClaude Opus 4.5は「Compass Rose」と名付けられた新マップを生成し、WebSocketによるマルチプレイのネットワークコードを改修して、このマップで最大4人が共有リンクやQRコード経由で参加できるようにした。新マップを上空から見ると確かにバラの花のような形をしており、寒冷・氷のバイオームが採用されている。
陣営面では、新たに紫と緑をテーマにしたロボットチームが加わり、既存の青と赤のデザインと並ぶことになった。新しい配色は更新されたモデルブラウザで確認できる。
さらにWillison氏は、「Goliath Armada」ミューテーターを有効にした4者によるAI対戦のリプレイリンクも共有している。このモードでは、各陣営が開始時点で4体の巨大なGoliathメカユニットを保有する。
Battledrones自体は実験的な性格を持つWeb RTSプロジェクトだ。Willison氏は2026年10月20日の記事で、この「バイブコーディング」的なリアルタイムストラテジーゲームを紹介しており、初期バージョンではオーディオベースのマルチプレイに対応していた。今回の更新はオーディオを使わないWebSocket経由の対戦経路に焦点を当て、プレイヤー上限を2人から4人へと広げたものと言える。