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AnthropicのBun Rust書き換え、AIの速さでマージ

Zigで書かれていたJavaScriptツールキットBunのRust移植がメインリポジトリにマージされました。最後のZigバージョンのリリースからわずか数日後です。AIツールを活用した大規模な書き換えにより、メモリ安全性の向上とバイナリサイズの削減が実現しました。

ソースHacker News AI著者: 01-_-

【AnthropicのBun Rust書き換え、AIの速さでマージ】

2026年5月14日、Anthropicが所有するJavaScriptツールキットBunに大きな変化が訪れた。Zigで書かれたBunをRustに書き換えるプルリクエストがメインリポジトリにマージされ、100万行以上のコードが追加された。これにより、バージョン1.3.14が最後のZigベースのリリースとなる。

Bunの創設者Jared Sumnerは数日前、「コードがすべて捨てられる可能性が非常に高い」と述べていたが、今回の書き換えは成功裏に統合された。マージされたRustコードは全プラットフォームでBunのテストスイートを通過し、メモリリークを修正し、バイナリサイズを3〜8MB削減した。Sumner氏は「最も重要なのは、メモリバグを捕捉・防止するためのコンパイラ支援ツールを手に入れたことだ。これまで多くの開発・デバッグ時間を費やしてきた」とコメント。パフォーマンスは中立か高速化されており、アーキテクチャとデータ構造は同じで、非同期Rustは使用されていない。

Bunをプロダクション環境で使用するユーザーはメモリリークに悩まされてきた。Sumner氏は「Rustだけでは全てのリークを防げないが、解放後使用、二重解放、エラーパスでの解放忘れなどはコンパイルエラーまたは自動クリーンアップになる」と説明。AIツール、特にClaude Codeがほぼ全てのコードを生成したという。この開発スタイルはZigの「AI禁止」ポリシーと相容れず、BunチームはZigフォークを使用せざるを得なかった。

バージョン1.3.14には、画像処理API(Node.jsのSharpライブラリの代替)や実験的なHTTP/3(QUIC)サポートが含まれている。BunのZigからRustへの移行は、AI支援による大規模リライトの成功例として注目されるだろう。速すぎる移行がバグを生まないか、AIコミュニティと懐疑派の双方が注視している。