AIが11年前に失われた40万ドルのビットコインの回復を支援
仮想通貨保有者がAnthropicのAIチャットボットClaudeを利用して、11年間アクセスできなかったウォレットから約40万ドル相当のビットコイン5枚を回復した。
あるビットコイン保有者が、AnthropicのAIチャットボットClaudeの助けを借りて、10年以上ロックされていたウォレットから約40万ドル相当のビットコインを回収したとして話題になっている。CprkrnというXユーザーは、5月13日にこの驚くべき仮想通貨回復のストーリーを投稿し、Claudeが長年の失敗を経て5ビットコインへのアクセスを取り戻す手助けをしたと述べた。彼は「なんてこった、Claudeがこれを解読した!」と興奮気味に書き、AnthropicとCEOのDario Amodeiに感謝した。
このウォレットは、ユーザーが大学時代にロックしたものだという。彼は当初、1コイン約250ドルの時にビットコインを購入したが、酔った状態でパスワードを変更した後、アクセスできなくなった。パスワードは後に「lol420fuckthePOLICE!*:)」であることが明かされた。
ユーザーは何年も資金回復を試み、数兆通りのパスワードの組み合わせを試したと主張している。しかし、突破口は古い大学のコンピューターのファイルをClaudeにアップロードしたときに訪れた。Claudeは単にパスワードを推測するのではなく、古いファイルを掘り起こし、パスワード変更前に作成されたと思われる古いwallet.datファイルを特定した。また、ユーザーは古いニーモニックフレーズも持っており、正しいファイルが見つかればウォレットのロックを解除するのに役立った。
この話は急速に暗号通貨とAIコミュニティに広がり、多くの人がClaudeはビットコインのセキュリティを「破った」わけではなく、古いファイルを整理し、何が問題だったかを理解し、有効なウォレットデータを使ってアクセスを回復するのを助けたと指摘した。
それでも、古いハードドライブを放置している人にとっては、忘れられたファイルが思っている以上に価値があるかもしれないという残酷なリマインダーでもある。Cprkrnは、AnthropicのCEO Dario Amodeiにちなんで自分の子供に名前を付ける計画だとさえ述べており、40万ドルも裕福になった今、それは妥当な取引のように思える。また、彼は以前にBTCRecoverなどのツールを試したが成功しなかったと述べており、Claudeのファイル理解能力が鍵だったと強調している。この事例は、AIがチャットやコンテンツ生成を超えて、現実世界の複雑な問題解決に役立つ可能性を示している。