AIエンジニアもAIに取って代わられる危険性
著者は、汎用AIモデル(LLMなど)の台頭により、AIエンジニアは他のソフトウェア開発者よりも早くAIに取って代わられる可能性が高いと主張する。「AIエンジニア」という曖昧な肩書きは多様なAI専門分野を包含し、汎用モデルの進歩により特注のAIソリューションは贅沢品となり、多くの企業が既製のモデルに依存するようになる。
2025年8月17日
最近、技術系のエンジニアと話すと、いつも同じ話題になる。「AIエージェントはどんどん賢くなっていて、いつか自分の仕事を奪われる。あなたはAIエンジニアだから大丈夫でしょう?」そんな時、私はいつも気まずい表情を浮かべる。実は、AIエンジニアの仕事は他の開発者よりも早くAIに取って代わられる可能性が高いのだ。
まず、AIエンジニアとは何か?この定義は非常に曖昧だ。LinkedInで見かけた投稿によると、「人工知能」という言葉は多くの異なる技術を内包している。ChatGPTはLLM、スマートフォンの画像処理は畳み込みニューラルネットワーク、レコメンドシステムは複雑なハイブリッド、ゲームのNPCは古典的な探索アルゴリズム。それぞれに必要な知識は全く異なるが、すべてAIと呼ばれている。そのため、「AIエンジニア」という肩書きは何でもありで、ChatGPTのAPIを使うだけの人でも自称できる。
なぜこの仕事が危険なのか?LLMや基盤モデルが非常に汎用的になり、AIの他の分野を侵食し始めているからだ。例えば、Metaは最近、アノテーションなしで多様なビジョンタスクに使えるDINOの新バージョンをリリースした。特定の問題に合わせたカスタムソリューションを開発する必要がなくなりつつある。AIの方向性は、すべての分野を汎用モデルに統合し、専門的なAIエンジニアを不要にすることだ。やがて、ほとんどの企業はAIエンジニアを必要としなくなり、トップ研究者は大企業に集中し、市場は飽和するだろう。カスタムAIソリューションは贅沢品になる。
現時点では、汎用モデルはまだデータが少ない分野には特化できていない。しかし、数年後には少量のサンプルで迅速に適応できるようになるだろう。その時、ほとんどのAIエンジニアはAIに取って代わられるが、ソフトウェア開発者は引き続きAIをアプリケーションに統合する必要がある。AIエージェントが完全に代わりを務めることはまだできない。結論として、AIエンジニアの立場は想像以上に危うい。これについてはまた別の機会に詳しく書こう。