長文ソーシャルメディア投稿の25%がAI生成と判明
AI検出プラットフォームPangramの調査により、長文ソーシャルメディア投稿の25%が完全にAI生成であることが明らかになった。LinkedInでは41%、Xでは25%がAI生成と判定され、特に深刻な状態だ。
AIによる文章の氾濫がインターネット、特にLinkedInやXで深刻化している。AI検出プラットフォームPangramの新しい研究によると、長文のソーシャルメディア投稿の4件に1件は完全にAIが生成したものだ。マイクロソフトとイーロン・マスクのプラットフォームでは、約半数が何らかの形でAIを利用している。
Pangramは4月末にChrome拡張機能をリリースし、月額20ドルでユーザーのLinkedIn、Medium、Substack、X、Redditのフィードを自動スキャンしてAI生成コンテンツを検出する。この拡張機能は100万件以上の投稿を分析した。調査では、AI生成コンテンツはソーシャルメディア全体に浸透しているが、長文コンテンツに特に顕著であることが判明した。
Pangramは長文を250語以上の投稿と定義し、全プラットフォームの平均で25%が完全にAI生成であることを発見した。これはAIアシスト(添削など)を含まない数字だ。プラットフォーム別では、LinkedInが41%で最も高く、これは2024年末のOriginality.aiの調査(54%)と近い。LinkedInではショートフォーム(50〜250語)でも30%がAI生成だった。
LinkedInでは、AIを全く使うか全く使わないかの二極化が進み、AIアシストはわずか4.3%で、人間が書いたのは55.2%にとどまる。Xでは、25%が完全AI生成、23.2%がAIアシスト、残り52.7%が人間によるものだった。Mediumは約3分の1がAI生成またはアシスト、Substackは21.9%がAI関連、Redditは投稿の11.6%がAI関連だが、コメントの98.1%は人間によるものである。
PangramのCEOマックス・スペロ氏は「AIコンテンツであふれたインターネットは憂鬱だが、避けられないとは思わない」と述べ、ユーザーがAI生成コンテンツを識別して無視できるようにすることが解決策だと主張する。ただし、そのためには月額20ドルを支払う必要がある。無料版では手動入力のみで1日4000語の制限がある。つまり、お金を払わない限り、誰もがAIかもしれないと疑うしかない。もしかすると、フィードから完全に離れる時なのかもしれない。